林修のニッポンドリルで紹介された日本三大まんじゅうをまとめてみたよ

2018年6月20日(放送分)

フジテレビ「林修のニッポンドリル」で、
林先生が紹介されていた日本三大まんじゅう
についてまとめてみました。

Table of Contents

日本三大まんじゅうとは?

・東京・塩瀬総本家の志ほせ饅頭

・岡山県・大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅう

・福島県・柏屋の薄皮饅頭

の3県のまんじゅうのことをさすそうです。

日本三大まんじゅうサミット 岡山で開催

昨年の10月には、

岡山県で日本三大まんじゅうサミットなるものが開催され、

各社が商品の歴史や特徴をアピールし、

和菓子業界の活性化を目指す「サミット宣言証」にサインしたとあります。

過去の開催は以下のように

第1回:2016年4月福島県にて開催
第2回:2016年9月東京都にて開催
第3回:2017年10月岡山県にて開催

3回開催されているようです。

日本三大まんじゅうの由来について

どうして、
この3つのまんじゅうが「日本三大まんじゅう」と
よばれるようになったのかの理由について?

直接的には、様々な日本三大をまとめた事典の中で
取り上げられたことで決定したようです。

これからそれぞれのまんじゅうについて解説していきます。

どれも古い歴史を持ち、
数あるまんじゅうの特徴を備えているという点において、
まさに代表的なものといえますね。

東京・塩瀬総本家の志ほせ饅頭

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志ほせ饅頭の由来

志ほせ饅頭は、東京都の塩瀬総本家が製造販売しています。

この饅頭は僧侶はもちろん、寺院に来る人にまで評判となり、

後村上天皇に献上までされるようになりました。

その後、

浄因の子孫紹絆によって薯蕷饅頭が作られるようになりました。

続いて、

1575年の長篠合戦の際、塩瀬の7代目宗二が饅頭を献上し、

将軍家や宮中にも大評判となったそうです。

それ以降、現在に至るまで、

職人の手作業による饅頭が作られています。

志ほせ饅頭の特徴

志ほせ饅頭は薯蕷饅頭と言われるタイプの饅頭です。

山芋をすりおろしたものに、上新粉と砂糖を加えて

練って生地をつくり、あんをくるんで蒸します。

山芋のねばりを利用することでしっとりした

口当たりの仕上がりとなっています。

岡山県・大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅう

大手まんじゅうの由来

大手まんじゅうは、岡山市の大手饅頭伊部屋が製造販売しています。

創業1837年、その当時、

店が岡山城の大手門のそばにあったことから、

当時の岡山藩主池田斉敏により「大手まんじゅう」

という名がついたという由来があります。

大手まんじゅうの特徴

大手まんじゅうは、饅頭の中では酒饅頭のタイプになります。

酒饅頭は酒母を使って小麦粉の生地を発酵させてふくらませるのですが、

大手まんじゅうでは甘酒を使います。

甘酒を作り、それに小麦粉を調合して発酵させた生地であんを包みます。

生地が薄くあんが透けて見えるのが特徴となっています。

福島県・柏屋の薄皮饅頭

薄皮饅頭の由来

薄皮饅頭は、福島県郡山市の柏屋が製造販売している饅頭です。

1852年に柏屋の初代当主本名善兵衛が薄皮茶屋という店を開いたのが始まりです。

当時、郡山には、奥州街道に郡山宿があり、多くの旅人が往来していました。

その旅人相手に、こしあんを小麦粉の生地で包んで作った饅頭を売ったのが

薄皮饅頭の由来になります。

薄皮饅頭の特徴

小麦粉に黒糖を混ぜて作った生地に、

こしあんとつぶあんが入っています。

黒糖が使用されているので、皮が茶色で、

その名の通り皮が薄く、

あんがたっぷりつまっているのが特徴といえます。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

管理人も「日本三大まんじゅう」のことについては

初めて知りました。

どの饅頭も歴史があり、日本を代表する和菓子といえそうですね。

甘党の方は、是非この機会に試されてはいかがでしょうか?